秋本番🌕🌾里芋の美味しい季節となりました。
里芋といえば、畑に育つあの大きな立派な葉っぱが何とも素晴らしい!
そして、その葉から伸びる長い茎も印象的❗️
この茎は、『ズイキ』として食され
地域で愛されてきました。
ズイキは、八ツ頭や赤芽芋などの里芋や、ハス芋の『葉と茎の間の部分』をいいます。
ちなみに私がもっているのは、八ツ頭の茎で「赤ズイキ」。
実は加賀野菜の一つとして認定されているんです。
この八ツ頭を軟白栽培したものもあり、「軟白ずいき」といって私の地元、奈良の伝統野菜「大和野菜」に認定されいるんですよ🌿
ちなみに、ハス芋の茎は「青ズイキ」と呼ばれています。
一般的に多く栽培されるのはこの「赤ズイキ」ですが、よくよく茎の断面をみると、まっすぐ伸びるスポンジみたい✨
実は茎には不溶性食物繊維が豊富で、この赤色にはアントシアニンが多く含まれていいます。
アントシアニンは疲れ目を改善したり、視力を向上させる効果があると言われていますね。
さらに、ズイキは「古血を洗う」と言われ、出産後の女性に食べさせると体力の回復が早まると民間療法でも用いられてきました。
一見、栄養がないように見えて嬉しいパワーがたっぷりですね(^-^)
そんなズイキ✨やはり定番はズイキの煮物やおひたしですよね。
私も幼い頃よくおばあちゃんがつくってくれた思い出の味💓
素朴だけど、出汁がいい感じで染み込んで…
あぁ、故郷の味にほっこり(๑˃̵ᴗ˂̵)
あの独特の食感もたまりません。
芋だけでなく、茎も大切に✨
日本人の『もったいないの精神』が詰まった懐かしの味に出会えた夜でした🌕
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